草抜きの道具とその使い方について
草抜きの際は、手で草を根本から引き抜くことが多いと思います。
ただ、手では引き抜きにくいものもありそういった場合は道具をうまく使うことが大切になってきます。
この記事では、そんな草抜きにオススメな道具についてまとめています。
雑草が完璧になくなることはない
まず前提として雑草を完璧に除草することはできない、ということを肝に銘じておきましょう。
雑草を完全になくすのは、地面をコンクリート張りにでもしない限り無理です。
アスファルトで固めた程度では、隙間や亀裂に草が生えます。
コンクリート張りでも、日陰ではコケが生え、そこに草が生えます。
庭をコンクリートやアスファルトで固めると、夏はとても暑くなりますし、殺風景です。
そのため、土のある庭を作ることが多いですが、そうすると雑草が生えます・
手間をかけて、あるいは除草剤散布で完全に雑草を取り除いたとしても、土の中に種子が残っていて、また生えてきます。
休眠するものが多いので、また、1、2ヶ月後や2、3年後に生えてくることもあります。
種子が風で運ばれてくるものや、飛び散るもの、動物の体についてくるもの、鳥に運ばれてくるものもあります。
そのため、完全に除草しても1ヶ月もするとまた雑草が生えてきます。
春から夏にかけては特にこまめに草抜きをする必要があるため、楽しく効率的にやれることが大切です。
草取りの道具と使い方
草取り用の鎌
刃の幅が広い鎌です。
刈る対象となる植物によって、薄刃(草取り用の鎌)、中厚鎌(小枝払い鎌)、厚刃(枝払い鎌)に分かれます。
その中でもスタンダードな鎌はこれです。
ねじり鎌
除草用のもので、主に東北、北陸、信越地方で草削りに使用されてきました。
刃部が多少ねじれているのが特徴で、握り手と地面の間に空間ができ、手や腕に負担をかけないように工夫されています。
ホー
「草削り」「草かき」「立ち鎌」とも呼ばれている除草の目的で使用するクワです。
手軽なクワとしても使うことができるので、クワ、鎌などの代わりをこのホー1本で代用できます。
家庭菜園では便利で使いやすい道具です。
おわりに
この記事では、草抜きとその道具についてまとめました。
面積が広い場面では、草抜きよりも草刈りの方が良いです。
草刈りの場合は草刈機を使いましょう。
草刈機については下記を参考にしてください。