草刈機(刈払い機)とは?注意点と選び方
田畑の周囲や空き地、道路脇などの草刈りには、刃がついた金属の円盤を回転させて草を刈るエンジン式の刈払い機がよく用いられます。
これを使えば、セイタカアワダチソウやススキのような、茎が硬い雑草の草刈りも可能です。
しかし、作業に危険を伴うので、農家や草刈り作業員など、よく草刈りをする専門の人でないと扱いにくい機械です。
注意すること
一番危険なことは、大きな石など硬いものに刃が当たると跳ね返されてバランスを崩し、円盤が近くにいる人に当たり、大怪我をさせることです。
石に当たると火花が出ます。
エンジン音が大きいので、後ろに人が近づいた時に気づきません。
小さな石に当たると、その石を跳ね飛ばします。
そのため、周囲5m程には人がいないことを確認しながら作業し、石など硬いものに当てないように注意する必要があります。
間違えて野菜を刈ってしまわないようにしましょう笑
草刈機の選び方
ナイロン紐か金属刃か
円盤の刈払い機の危険性を低下させるために、金属刃の代わりにナイロン紐を回転させる刈払い機もあります。
これは石に当たって跳ね返されることはありません。
そのため、ブロック塀などの障害物のあるところでも使えます。
しかし、硬い茎は切れませんし、細かい石が飛んでくることが多いです。
エンジン式か電動式か
エンジン式は紐を引っ張って起動しますが、なかなかかかりにくいことがあります。
使用後、長い間放置して手入れしていないと、動きにくくなります。
その点、電動のものは楽ですが、パワーはエンジン式に及びません。
電源あるところでないと使えないし、常にコードを引っ張りながら作業しなければなりませんし、コードを切ってしまう危険性もあります。
充電式のものもありますが、1回の充電で30分程度と、エンジン式ほど長時間は使えません。
おわりに
刈払い機にも様々なものがあり、草刈りをしたい場所や刈りたい植物に応じて選ぶことが必要です。
家の庭で使うときは、電動コード付きのナイロンタイプで十分です。
家から遠くなり、刈り取る面積が広く、刈る雑草が大きくなるにつれて、充電式ナイロン紐タイプ、エンジン式ナイロン紐タイプ、エンジン式金属刃タイプというように、パワーや価格と扱う難しさを高めていくのが良いでしょう。
この記事では、草刈機についてまとめました。用途が近い道具に芝刈り機があります。
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